「シャワーが急に水になる」
「お湯になったり水になったりする」
「シャワーがぬるくなる」
こういう症状が出ると、給湯器の故障を疑う方が多いのですが、原因がシャワーヘッド側にあるケースもあります。
特に、粒が細かい・霧状に出るタイプのシャワーヘッドは、穴(散水穴)が小さい分、カルキ(ミネラル分)の蓄積で詰まりやすいという弱点があります。
詰まりが進むと湯量が落ちて、結果として
- ガス給湯器が着火しない
- お湯になったり水になったりする
- 温度が安定しない
といった症状につながることがあります。
なぜ霧状シャワーヘッドは詰まりやすいのか
霧状・極細水流のシャワーヘッドは、散水穴が小さく、数が多いことが多いです。
そのため、経年でカルキが付着すると、穴が狭くなったり塞がったりして水量(湯量)が低下しやすくなります。
湯量が落ちると「お湯になったり水になったり」することがある
ガス給湯器は、一定以上の水量が流れないと着火しない(燃焼しない)仕様となっています。
シャワーヘッドの詰まりで湯量が落ちると、
- ある時は着火する(お湯が出る)
- ある時は着火しない(水のまま)
- 使用中に行ったり来たりする
という「不安定な状態」になることがあります。
対策|定期的にクエン酸でカルキを落とす
霧状タイプを使うなら、定期的なメンテナンスがおすすめです。
クエン酸つけ置きの目安
- 洗面器やバケツにぬるま湯を入れる
- クエン酸を溶かす(目安:ぬるま湯1Lに対して小さじ1〜2程度)
- シャワーヘッドを浸けて、30分〜数時間置く
- よくすすいでから使用する
※メーカーの説明書がある場合は、必ずそちらを優先してください。
詰まりがひどい場合はどうする?
クエン酸でも改善しないほど詰まりが強い場合、散水穴に固着したカルキが残っていることがあります。
この場合、穴を針などで軽くつついて落とす方法を取ることもありますが、注意点があります。
針でつつくときの注意
- 強く突きすぎると、散水穴が変形して水流が乱れることがあります
- ゴムノズルの場合、傷をつけると劣化が早まることがあります
- 無理にやるより、交換した方が結果的に安全な場合もあります
「穴を広げる」つもりで力を入れるのはNGです。あくまで詰まりを落とす程度に留めましょう。
まず確認したいチェックポイント(給湯器故障と決めつける前に)
「シャワーが急に水になる/ぬるくなる」とき、すぐに給湯器故障と決めつけずに、まずはここを確認すると切り分けがしやすいです。
- シャワーの勢いが以前より弱い(湯量低下)
- シャワーヘッドを外してみると、水量が戻る
- 台所など他の場所は安定してお湯が出る(シャワーだけ不安定)
※この切り分けで「シャワーヘッド側の詰まり」が疑いやすくなります。
まとめ|「シャワーが水になる」はシャワーヘッド詰まりの可能性もある
- 霧状・極細水流タイプは散水穴が小さく、カルキ詰まりが起きやすい
- 詰まりで湯量が落ちると、給湯器が着火せず「お湯になったり水になったり」することがある
- 定期的なクエン酸つけ置きで、詰まり予防が望ましい
- ひどい詰まりは針で落とす場合もあるが、傷つけないよう注意(無理なら交換も選択肢)
免責・注意
本記事は一般的な情報提供を目的としています。機器や症状により適切な対応は異なります。
作業に不安がある場合や、給湯器・配管の不具合が疑われる場合は、無理をせず専門業者へ相談してください。
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